企業と親子をつなぐワークショップ


2024.08.19

先日、イオンモール桂川店で、京都のものづくり企業と買い物ついでの親子をつなぐワークショップを開催しました。

京都のものづくり企業がつくり出す製品(半導体関連)は、日常の生活の中にあふれていて、例えば、携帯電話の部品、テレビの部品、ゲーム機の部品、等々、その企業の製品の恩恵を受けて暮らしています。

でもそのことを一般の人たちはどこがつくっているのかを知らないし興味も持たないで暮らしています。

意識が無いので、当然、親はこどもにそのことを伝えることはしません。

今回のワークショップは、その課題解決として、たまたま買い物に来た親子に"京都のものづくり企業のことを知ってもらう"ことが目的でした。

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当日の運営は「素材や部品、製品の分解品」の展示と「ワーヤーアートのワークショップ」で構成して、

親子に、生活に欠かせない「携帯電話やパソコン」は、このものづくり企業がつくり出していることを知らせて、

その企業たちの部材を使って子どもたちが自由にオリジナル作品をつくってもらいながら、

ものづくりの体験を通じて親子に「京都のものづくり企業」のことをSTEAM教育プログラムで学んでもらうようにしました。

実は、この試みは京都府が運営するアート&テクノロジー・ヴレッジ京都(ATVK)×イオンモール×つくるまなぶ京都町家科学館が協働して「ATVKこども能力開発部会」の活動のはじまりとして企画したもので、京都のものづくり企業のことを、子供たちに知ってもらうことでした。

 お陰様で多くの親子連れが体験してくれ大変盛況に開催することができ「京都の企業と買い物ついでの親子をつなげるワークショップ」は、

協働した京都府やイオンモール、展示参加した企業も、とても有意義な新しい体験の機会になり学びが多く今後に活かしたとの感想も頂きました。

このワークショップ体験を通じて、今後も更なる京都のものづくり企業と親子をつなげるワークショップの機会を増やして、

この活動を継続し次世代のものづくりに貢献するイノベーター人財を育みたいと思っています。

この取り組みが「STEAM教育」のことを知る機会のなることを願っています。

〇ATVK

ATVKとは - アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)

〇株式会社OpEL.

つくるまなぶ京都町家科学館 (tsukuru-manabu.jp)



宿野 秀晴