先の「MD+ONE技術」を目指して・・・
2023.01.30
Medico-tecは、Mechatronics&Display Coodinate -technical team の赤い部分の文字をつなげたもので、
イメージ(考えたことや感じたこと)をカタチにして、人に感動を与えたい!
そのことを科学展示装置づくりで実現したいとの想いで、今日まで20年の歩みを続けてきています。
その原動力としているのがMD技術なのです。
Mとは「Mechatronics」のことで、メカトロ技術は機械の駆動や伝達の技術にPLCやマイコンなどの制御技術を融合して、ものを自動で動かすことを実現する技術です。
Dとは「Display」のことで、ディスプレイ技術は販売促進や教育啓蒙などの機能を発揮させることを目的した、わかりやすく楽しく効果的に演出し伝達する技術です。
そして、そのMとDを融合させる(Coodinate)技術者集団(technical team )がMedico-tecなのです。
Medico-tecは全員技術者で「造作・メカ・制御・演出」系の技術を保有しています。
彼らは、その技術者として、企画段階から物件に関わってものづくりに関わっていて、科学や科学技術を楽しく学べることを最優先にして、ものづくり(エンジニアリング)を行っています。
私たちがつくるあげた科学展示装置は、全国の科学館に納入されその数は千種類以上になっています。
その過程でそのものづくりのノウハウを「データベース」として整理整頓して、新しい案件に生かせるようにしています。
そして、2020年3月に、MD技術のその先の技術「MD+ONE技術」を生み出したいと
"つくるまなぶ町家科学館"をMedico-tecの横の町家に開館しました。
そこでは、子どもたちに、身近にある科学や科学技術に気づく装置の体験を通じで、ものづくりの楽しさや面白さを学んでもらい、科学のことが好きになってもらう場になっています。
そこでは「STEAM教育」の事業を行っています。STEAM教育とは、S(science科学)、T(technology技術)、E(engineering工学)、A(art芸術)、M(mathematics数学)を組み合わせと造語ですが、STEMの理数教育にAの創造性教育を一緒にした教育です。
STEAM教育は、実はMD技術の基礎となる教育なのです。
日常にある科学と出会って、その原理や現象や不思議を、なんで?と自分の頭で「問い、考え、行動」できるようになるには、STEAM教育が必要であることをわかってもらって"つくるとわかる、もっと知りたくなる!"主体性を持った未来の人材づくりを進めています。そのための装置や仕掛けに必要になる技術が「MD+ONE技術」で、その技術開発を今懸命に進めてきています。
コロナ禍も3年が経とうとしていますが、少しずつですが、一緒にやれる仲間も増えてきています。
その仲間づくりのご支援ご協力を、よろしくお願い致します。
宿野秀晴