Web3.0の時代へ
2022.06.20
最近よく聞く「Web3.0」をご存知ですか?
ブロックチェーンによる新しいWeb技術のことで今後確実に来るとされています。
Web1.0?3.0の違いについて簡単に説明しますと
【Web1.0】:サイトを閲覧するだけ
【Web2.0】:サイトの閲覧+SNSによる発信
【Web3.0】:ブロックチェーンによる分散型Web
Web1.0は
ネットが始まったばかりの時代で、一方的にサイトを閲覧するだけでした。
ホームページもテキストで簡易的なものが多く
また、今よりも通信速度が遅かったため画像1枚をDLするのも時間が掛かっていました。
次のWeb2.0は今の時代です。
通信速度が高速化したことで、YouTubeやTwitter等画像や動画を閲覧し、自らも発信できるようになりました。今はスマホがあればその場に居ながら様々な情報が得られます。
しかしこのWeb2.0にも問題があって
1つ目は
「GAFAM」いった特定企業に個人情報や行動履歴・興味がある情報までが抜き取られていることです。
検索エンジンを開くと検索履歴に基づいた広告が表示されたり、休日に行った場所に基づいた情報が出てきたりと個人のプライバシーはあるのかと日々思います。
2つ目は
セキュリティーの問題です。
GAFAMが一括管理しているためサイバー攻撃を受けると多くのユーザーが利用できなくなったり個人情報の流失のリスクが上がります。
その問題を解決するのがWeb3.0です。
これは特定企業が情報管理するのではなく、
ブロックチェーンに参加したユーザーによって情報が管理されます。
個人情報が抜き取られることはなく、また情報を分散させることで情報漏洩のリスクが軽減します。
分散型管理のため自分が作った作品や情報が、誰に所有権があり作成者は誰か、誰が編集したかというログが残り、無断で転用や書き換えが無くなります。
これにより、今までネットにアップした画像や動画がデジタル資産として管理することができます。
また、管理する特定企業がいないため、あらゆる承認が不要で誰でも参加可能になり、住む地域や人種・思想に影響されることがありません。
弊社でもWeb3.0になることで
日本以外での仕事が増えたり、メタバース内に納める装置の注文があったり
打合せ資料程度だった装置のノウハウや納品実績、装置の3Dデータなどに価値が生まれてくるかもしれません。
参考資料
https://www.creativevillage.ne.jp/69756
宿野 裕一朗