世界終末時計
2021.11.01
皆さん「世界終末時計」ってご存じでしたでしょうか?
調べ物をしていてこの単語が目に留まり少し調べてみました。
世界終末時計とは、1947年にアメリカの科学誌「原子力科学者会報」の表紙絵として登場したそうで、1947年は日本への原爆投下から2年後になります。
その時期に原子力科学者会報は核戦争なでによる人類滅亡を午前0時とし終末までの残り時間を後何分なのかを指し示したそうです。
この終末時計の時刻補正を定期的に行っているそうです。
人類滅亡の危険性が高まれば時間が進められ、危険性が下がれば戻されるそうです。
1989年10月号からは、核兵器の脅威だけではなく、気候変動や環境問題も考慮され、終末時計の残り時間が決定されるようなったそうです。
推移を見ると一番最初が7分前からスタートが驚きでした。
では、今年はどのようになっているのでしょうか。
人類の終末まで「残り100秒」だそうです。
残り100秒になった理由ですが、
・核兵器保有国は核の近代化プログラムに莫大な金額を費やしている。
・米露をはじめとする国々では核兵器をより使える兵器にする動きが見られた。
・気候変動の影響や新型コロナウイルスの影響。
人類の終末までの時間が「0秒」にならないように、多くの人が協力しゴミの分別やエネルギーを無駄に使わない等も時間を縮めない手段の一つだそうです。
↓こんな世界にならないようにしましょう。
村斎 嘉彦