現代の牛乳瓶 リユース容器「LOOP」の取り組み
2021.08.30
コンビニやスーパーに行くと、あらゆる商品がプラスチック容器に入れられて販売されています。
丈夫で軽量、安価で、使い捨てができる容器は、製造者、販売、消費者にとって便利で都合が良いですが、
大量のプラスチックごみが出ていまします。
そこで、今回はリユース容器について調べました。
今回特に注目したのが、アメリカのベンチャー「LOOP」で、リユース容器の循環の仕組みを作っていて、今年から日本でもサービスが始まっています。
考え方は牛乳瓶のリユースと同じなのですが、少し現代風になっているので紹介したいと思います。
販売されている商品は、容器代が含まれており、容器を返却すると返金されるが、その方法が、お店に返却BOXが設置されており、専用のQRコードのシールを貼りアプリでスキャンしてからBOXに入れると、後日返金される仕組みで、容器の回収・洗浄も「LOOP」が行う。お店は通常の商品と同じように販売できる。
出典:イオンリテール株式会社
「LOOP」の容器は、シンプルでデザイン性が高く高級感がある。ガラスやステンレスなど耐久性がある容器なので、どうしても価格が高くなってしまうが、プラ容器に比べ同じ商品とは思えないぐらい高級感があるので、高くても納得して購入することができる。
左から「キシリトール(ロッテ)」「ほんだし(味の素)」「モンダミン(アース製薬)」
出典:Loop Japan合同会社
現在は、首都圏のイオンでサービスが始まったところですが、徐々に商品数や規模を拡大していくということなので、このようなサービスがどんどん広まってほしいですし、京都で販売が開始されたら私も購入したいと思います。
吉岡 亮
参考資料
Loop Japan合同会社
ゼロ・ウェイスト(ごみを出さない)新しいライフスタイル体験を/イオンリテール株式会社