サステナブル・シーフード
2021.05.10
「サステナブル・シーフード」とはサステナブル(=持続可能)ずっと未来に続いていくと言うことで、
持続可能な漁業・水産業で獲られた魚介類で作られた食べ物のことを言います。
サステナブル・シーフードには「天然」と「養殖」の2種類があり、それぞれに認証マークがあります。
出典:MSC(Marine Stewardship Council)海洋管理協議会
水産資源と環境に配慮して獲られた「天然」の水産物。
魚・貝・エビといった海に生き物で、こうした海の生き物は自然に繁殖し成長するスピードを考えて適切な量を獲ればいつまでも食べ続けることができます。
「適切な量」を超えて獲り続ければ、海の生き物は減っていき将来的に食べることが難しくなってきます。
魚を獲り更に乱獲による他の魚種や生物への影響や環境に配慮し海の生態系が壊れないように適切に管理された漁業の普及に取り組んでおられます。
出典:ASC(Aquaculture Stewardship Council)水産養殖管理協議会
環境と社会への影響を最小限にして育てられた「養殖」の水産物。
サケ・ブリ・スギ類・淡水マス・シーバス・タイ・オオニベ類・ヒラメ・熱帯魚類・ティラピア・パンガシウス・二枚貝(カキ・ホタテ・アサリ・ムール貝)・アワビ・エビ・海藻が対象となっています。(2020年9月現在)
環境に大きな負担をかけず、地域社会にも配慮した養殖業を認証し「責任ある養殖水産物」であることが一目でわかるようにラベルを付けて生活者に届ける。
このようなことから、私たちも日々の暮らしで出来ることを取り組みたいと思います。
・料理の食材に認証食材を使う。
・認証食材を使った加工食品や外食料理を食べる。
いつまでも、美味しい水産物を食べられると良いですね。
村斎 嘉彦