科学の力で飢餓をゼロに
2021.04.05
「フードテック」という言葉をご存知ですか?
その名の通りフード+テクノロジーからなる造語で
科学の力で新しい食品の製造法や調理法を開発することだそうです。
例えば
・無人ロボットで農場を運営することで人手や技術がなくても農作物が生産できる。
「未来のトラクター X tractor」(クボタ)https://youtu.be/GB-3jkhL3_0
出典:株式会社クボタhttps://www.kubota.co.jp/news/2020/20-07j.html
・植物工場で作物を生産することで気象や害虫の影響を受けずにいつでもどこでも野菜や果物が生産できる。
「植物工場」(昭和電工)https://youtu.be/R_HAB8-NdNE
出典:昭和電工株式会社https://www.sdk.co.jp/products/49/13496/13495/14861/15875.html
・センサーやAIで傷んだ食品を見分けることで食中毒を防ぐ。
「ノーズスティック」(凸版印刷) https://b8ta.jp/products/2350-247598?variant=38389768061079
出典:b8ta https://b8ta.jp/products/2350-247598?variant=38389768061079
・食品の消費期限を伸ばす技術で廃棄ロスを減らす。
「食品コーティングスプレー」(Mori) https://www.mori.com
・植物由来の人工肉を作ることで家畜に使われる飼料(穀物)を減らす。
「人工肉」(ビヨンド・ミート) https://www.beyondmeat.com/
・今まであまり食べてこなかったもの(昆虫や微生物など)から食品を作ることで新たな栄養源を増やす。
「ミドリムシ」(ユーグレナ) https://www.euglena.jp/whatiseuglena/
などが期待されています。
飢餓の問題は食べ物が足りないというだけでなく
政治的混乱や経済格差などによるところも大きな課題ですが
科学の力で少しでも解決できる日が来ることを期待します。
島津 久義