日本科学未来館
2023年3月6日、東京都にある日本科学未来館に行ってきました。
これは「100億人でサバイバル」です。
地球上で起こる様々な災害を表現しています。
赤球は危機の種「ハザード」を表しています。
ドラムに赤球のエネルギーが溜まります。一定量になると開放し「地震」や「津波」を起こし「人」に見立てたドミノを倒していきます。
赤球が中央にあるスパイラルリフトで上に運ばれ、レールを旋回しています。「台風」を表現しているようです。
中央には「火山」があります。赤球はマグマを表現しています。スパイラルリフトで持ち上げられ噴火します。
これは「インターネット物理モデル」です。
数台のスパイラル状のタワーがレールで繋がれています。
これは「送信器」です。黒と白の球を0/1のデジタル情報として表現しています。最初の4つは送信先のアドレス、次の4つは送信元のアドレス、あとはデータになります。この塊をパケットといいます。
スパイラル状のタワーは「ルーター」を表現しています。
送信器から送られてきたパケットのアドレスを読み取って、次のルーターに渡します。
こちらは「受信器」です。最初に指定したアドレスの受信器に白黒ボールが送られてきます。ここでデータを読み取り文字情報などに変換します。
こちらは「循環するものづくり」です。
ボールがとどまることなく流れ続けることで、バランスの取れた持続可能なものづくりを表現しています。
CO2が空をめぐる
CO2が木に吸収されて森林資源になる
木など生物資源が集められ工場へ
バイオマスと金属資源から工場で製品がつくられる
製品は街で繰り返し使われる
これは「循環という地球のしくみ」です。
自然界をめぐり続ける物質が、様々に姿を変えながら循環するシステムを表現しています。
循環するガラス球を覗くと球体がレンズとなり映像が投影されます。