出雲科学館-その1-
島根県出雲市にある出雲科学館に行って来ました。
「落ちるかな」
ケプラーの法則を見ることができる装置です。
投入口から球を入れます。
中は漏斗状になっていて玉が中心部の穴に近づくと速く転がって遠心力で再び外周に弾かれます。
球はなかなか落ちずに螺旋状に転がり続けます。
「ぐるぐるワールド」
ハンドルを回すと模様の付いた円盤が回転し、錯視で意外な動きに見えます。
ハンドルを回すと白黒模様の付いた円盤(ベンハムのコマ)が回転し、主観色(錯視)の効果で色が見えます。
「くも発生装置」
きのこ雲を作る装置です。
手形を押すと中の霧が押し出されて、
天井めがけてリング状の雲が飛び出します。
「からくりシアター」
出雲の神話、スサノオのヤマタノオロチ退治のからくり装置です。
ハンドルを回すと機械仕掛けで物語絵巻が動く紙芝居さながらに変化していきます。
「どこまで続くの?」
合わせ鏡を利用した無限反射の装置です。
裏側には電球が付いていて、表の穴から覗くと鏡に映った電球が無限に続いているように見えます。
重さや、重心の違ういろいろな円盤を同時に転がして違いを比べる装置です。
「遠心分離の花」
ハンドルを回すとバネの先に丸いオモリが付いたテーブルが回転します。
遠心力でオモリが外側に倒れます。
外側のオモリは内側のオモリより大きく倒れます。
「ヘリコプターレース」
ハンドル(発電機)を回して発電します。
発電量がインジケーターに表示されます。
ローター(モーター)が発電した電気で回転してヘリコプターが浮上します。
2人で競争して先に浮上したほうが勝ちです。
「坂のボール」
球が坂になっているレールを上っていきます。
実はレールの上り側が僅かに開いているので球は重心が下がる方向に転がっています。
「はぐるま工房」
ハンドルを回すとギヤボックスが回転を伝達してピエロが動きます。
組み合せるギヤボックスによってピエロの動きを変えることができます。
間欠(カクカク回る)ギヤボックス。
減速(ゆっくり回る)ギヤボックス。
正転(一緒に回る)ギヤボックス。
逆転(逆に回る)ギヤボックス。
「音と波」
気中の共鳴装置です。
ダイヤルを回してスピーカーから出る周波数を変えて共鳴(波)を見ることができます。
ここでは波を表現するのは液体ではなく小さなスチロール球が入っていました。
「壁ぬけトンネル」
隣の部屋の入り口がトンネルになっています。
トンネルの窓には偏光フィルムが貼られていて、外からは通行する人が黒い壁を通り抜けるように見えます。
「たつまき発生装置」
スイッチを押すと竜巻が出来ます。
4本の柱がエアーカーテンになっていて、天井のファンが床から出る霧を吸い上げます。
「風船でモシモシ」
風船の前で小さな声で話してもまるでマイクように反対側に伝わります。
風船には二酸化炭素が詰まっていて、周りの空気との密度差で風船がレンズのようになり、音が屈折して反対側に集められます。
「とんでミラー」
鏡の角に半身だけ映るように立って足を上げると宙に浮かんだように見えます。
「変身ミラー」
凸面鏡、凹面鏡、波面鏡によって自分の映り方が伸びたり縮んだり変わって見えます。
凸面鏡はセンサーが人を感知すると自動的に曲率が変わります。
スイッチを押すと鏡の曲率が止まります。
「鏡の部屋」(三角形型)
内側が鏡張りになっています。
中に入って覗くと無限反射した自分が見えます。
「鏡の部屋」(四角形型)
「鏡の部屋」(円筒型)
「じょうぶなアーチ橋」
カテナリーアーチ(懸垂曲線)を利用した装置です。
補助台をセットしてブロックを積んで橋を組み立てます。
組み上がったら補助台を抜いて橋の上を歩くことができます。
「ふり2っこ」
2重振り子を組み合わせた装置です。
予測不能(カオス)な揺れ方をします。
「磁石でお絵かき」
テーブルの下で磁石を自由に動かして、中の砂鉄の形状を変えて遊ぶことが出来ます。
「浮く地球」
地球儀が宙に浮く装置です。
電磁石で地球儀(鉄製)を連続的に(落ちる前に)引き寄せたり(くっつく前に)放したりして宙に浮くようにしています。
磁石で遊ぶ装置です。
「つないで2」
強力な磁石の間をピンをくっつけて繋ぎます
「元気なふりこ」
磁石の付いた振り子がテーブルの上の磁石に引っ張られたり反発したりして不思議な動きで揺れます。
「見えない力」
ハンドルを回し磁石を回転させて電磁誘導を起こし円盤を回転させます。
ガラスの下の磁石が回転します。
ガラスの上でアルミの円盤(コマ)が回転します。
「ウエーブマシン」
展示室の吹き抜けに吊ってある波の伝わる様子を観察する装置です。
レバーを動かすと、たくさんのバーに波が伝わります。
出雲科学館-その2-を見る。
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