東京都墨田区にある本所防災館に行って来ました。
本所防災館
地震が発生した時に起こる「地盤の液状化現象」を再現する装置です。
液状化とは、地震によって地盤が一時的に液体のようになってしまう現象です。
埋立地や河口など砂質の地盤で起こり、地盤の上の建物を傾かせたり沈ませたりします。
背後には巨大なメカボックスがあります。
装置の操作方法です。
実験スタートボタンを押すと自動的に液状化の現象を再現してくれます。
次の実験をするのに「15分程」の待ち時間があります。
LEDで残り時間を表示する工夫がされていますが、少し長いように感じました。
スタートスイッチを押すと小粒の砂の入った水槽が前後に揺れ始めます。
しばらくすると、砂の地面から水が湧き出てきて中央のビル模型が水没してしまいます。
実験はここで終了です。
ここから自動的に復旧するのですが、しばらくすると、「ビル模型」は上部のリフトで巻上げられていきます。
水槽の底面より水が高圧で吹出し、内部の砂を撹拌するという方法が取られています。
次に水槽上部まで溜まった水が徐々に抜かれて地面から水が無くなり、上部からビル模型が降りてきて地面に着くと停止します。
これで再度実験スタート可能になります。
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