京都市にある、島津創業記念資料館に行って来ました。
島津創業記念資料
これは足踏み式木製旋盤です。
ドイツ人ゴットフリード・ワグネル博士から贈られた
足踏み式木製旋盤で初代源蔵が理化学器械を製作するのに
使ったそうです。
旋盤の機能が良く判るシンプルな製品でした。
これは自動揚水器模型です。
これは転上体という装置です。
円錐形のコマが傾斜面を転り上がることが出来ることを示します。
これは斜塔という平均を説明する装置です。
重心が底面にあるときは安定するが、はずれると塔は倒れることが分かります。
これは転上体という 力学の重心の移動を実験するものです。
円盤の重心は鉛によって中心以外になっているので斜面を転り上がることができます。
左は光学用スリットという光学実験で使用するもので、スリットの大きさを替えられます。
右はノルレンベルヒ氏偏光器です。
これはストロボスコープです。
おどろき盤といい映画の原理を示すもので、円盤を回転させて円盤の外側の穴から覗いて内部に貼られたイラスト見ると動いているように見えます。
科学館にも同様の装置があります。
これは円錐鏡と円柱鏡という光学実験用具です。
上からや正面から見ると、敷いてある不思議な絵がチャンとした絵に見えます
これは盲人用ものさしです。
手の感覚で長さを読むことができます。
(1cmごとに凹凸、5cmごとに小さな黒丸、10cmごとに大きな黒丸が刻まれています)
これは立体重心説明器です。
これは精密日時計です。
太陽の位置によって日照板を移動できます。
これは太陽ふく射熱試験機です。
これは玩具ジープです。
終戦直後に作るものが無くて製作した鋳物のジープ。
戦後の混乱を感じさせます。
これは球体衝突実験器です。
球を衝突させて運動量保存の法則を見るためのものです。
これは教育用組立ラジオです。
小中学校の教材として利用されていたとのことです。
回路図面
組立てられた回路
これは現代版の転上体です。
これは現代版の円錐鏡と円柱鏡です。
これはソーラーカーです。
太陽光電池で発電した電気でモーターを駆動します。
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