東海大学海洋科学博物館
静岡市にある、東海大学海洋科学博物館に行って来ました。
これは屋外にある造波水槽です。
水槽サイズは長さ約15m、奥行約0.9m、高さ約1.1mで迫力があります。
造波仕様は目視ですが
水深:約0.6m
波高:約0.2m
波長:約3.6m
水の色:水色
です。
これは消波装置部です。
ステンレス板に丸穴をたくさん開けて消波をしています。
意匠も効果もすぐれものです。
これは駆動部の造波装置です。
フラップ式、ストローク約0.6m
これは津波実験水槽です。
水槽サイズは長さ約30m、奥行約9m,高さ1.2mで、チリの地震津波の波高を実際の1/50に縮小したものでした。
海底の隆起や陥没で発生した津波が海浜に押しよせてきます。
防波堤のある港とない港での波の押し寄せかたの違いが判ります。
これは駆動部の隆起・陥没式津波発生装置です。
隆起板(長さ約7m、奥行約1.8m、高さ約0.5m)を持上げたり、落下させたりして津波を発生させています。
水深:約0.6m
津波高さ:約0.2m
でした。
これは海の中の波(内部波)発生装置です。
2種類の比重の違う液体で表現していて、海面は静かでも海の中では大きな波が揺れ動いていることが分かります。
これは水圧の展示です。
水圧で小さくなった「カップ麺」容器です。
水深0m~2300mまで10種類あります。
これは風に向かって進む船の装置です。
スタートスイッチを押すと左側からファンで風が発生します。
風車に受けた風のエネルギーをスクリューの駆動に変換して、風に向ってまっすぐ(左方向)に進むことが出来ます。
これは波力発電装置です。
手前のレバーを動かすと波が発生します。
空気タービン波力発電機(4枚弁)の仕組みを説明しています。
箱の中の上下する波のエネルギーを空気の流れに変えてタービンを回転させて発電する仕組みが分かります。
これは海岸をまもる消波ブロックの解説装置です。
スタートスイッチを押すと右側の波発生装置で波が発生します。
その波を食い止めるテトラポット効果がわかります。
波発生装置
これは波で進む船の解説装置です。
スイッチを押すと水槽に波が起きます。
波のエネルギーを船の形状やしかけを工夫して推進力にする
船の模型が波に向って進みます。