モーターやセンサーを扱う装置の場合、システムコントローラーには内部にシーケンス制御を行なうPLC(プログラマブルロジックコントローラー)を使用します。
内蔵するPLCはプログラムし易いキーエンス製を採用することが多いです。
※内部は仕様により異なります。
PLC方式のシステムコントローラーには「自動モード」と「テストモード」を設けるようにしています。
自動モードとは通常の自動運転するモードです。
テストモードとはコントローラーの正面パネルに設けられたスイッチで装置の動作を一つずつマニュアルで動かせるモードです。
これは装置の故障や調子が悪くなった時にどの部分が原因なのかをいち早く発見するのに役立ちます。
映像を扱う装置の場合、システムコントロラーにPC(パソコン)を使用することが多くなりました。
映像とモーターやセンサーが混在する装置の場合は、PLC方式と連携して制御することもあります。
運営上、閉館の際に主電源が落される場合は、UPS(無停電電源装置)を利用して自動的にPCの電源を切るようにしています。