041 においの合成実験装置

※イラストはイメージです。

外観:φ約500(突起含まず)×H約760

●演出概要(展示目的)
・異なるにおいを合成すると意外なにおいが作り出せることや、
 においの合成の結果を予想して実験します。

●演出方法(展示方法)
・3段の回転ドラムを回してにおいの組合せを選びます。
・においの組合せが決まったら送風スイッチを押します。

●演出結果(展示効果)
・排気口から合成したにおいが出ます。
・においは1段につき3種類あり、3×3×3=27種類の組合せができます。

●身の回りとの関連
・芳香剤
・香料


p10009031_photo1_1.jpg

まずはにおいの組合せの検証実験を行います。
香料はそのままではすぐに揮発してしまうので、ホウ砂とPVA(洗濯糊)でスライムを作って香料を練り込みます。

aut_32071_photo2_1.jpg

香料入りスライムを並べて送風すると、においを合成することができました。
この方法で色々なにおいの組合せを試しました。

img_42621_photo3_1.jpg

検証実験に基づいて設計した図面でドラム回転機構を製作します。

img_46881_photo5_1.jpg

工場にて仮組立を行ないます。
制御は送風ファンをタイマーで制御しています。

img_53841_photo6_1.jpg

香料入りスライムの交換は排気口のカバーを外して中からケースを引き上げます。
ドラムの位置を変えることによってすべての箇所の交換が出来るようになっています。

aut_96031_photo9_1.jpg

においの組合せはドラムを回転させて行ないます。
グリップはゴム製にして安全性を高めています。

一覧に戻る