※イラストはイメージです。
外観：W約4,000×D約4,000×H約2,200
●演出概要（展示目的）
・4種類のポンプを使って、中央に設置された丸い樽に水を送り込み、満杯になると樽はひっくり返ります。
・水のエネルギーや水を汲み上げるポンプの原理を楽しみながら学ぶことができます。
●演出方法（展示方法）
１．水槽の中央にある樽がゆっくり回転しています。
・約1分で1回転程度します。
２．ポンプを手で動かして水を汲み上げます。
・ポンプはアルキメデスポンプ、ぜん動ポンプ、ピストンポンプ大、ピストンポンプ小の4つがあります。
・汲み上げた水は樽に注がれます。
●演出結果（展示効果）
・樽に水が溜ると大きく倒れて中の水が一気にこぼれます。
・こぼれた水は水槽に戻ります。
・倒れた樽が起き上がります。
●身の回りとの関連
・ししおどし
・揚水ポンプ
今回は製作物が大きいので現場の搬入ルートの寸法を念入りに確認します。
搬入ルートの寸法から分割を考慮して設計した図面に基づいて鉄骨を製作します。
FRPで作る水槽の原型を木工で製作します。
FRPで作る樽の原型をスチロールで製作します。
工場にて仮組立てを行います。
底はFRPの防水パンにして万一の水漏れに対応しています。
原型から製作したFRPの水槽と鉄骨を組合せます。
ぜんどうポンプを組立てます。
ピストンポンプを組立てます。
天井吊金物を組立てます。
アルキメデスポンプと樽を組立てます。
工場にて実際に水を入れてテストランニングしてお客様の検査を受けて出荷します。
現場にて墨出しを行います。
現場の天井に吊金物を取付けます。
現場の床に防水パンと樽駆動メカを設置します。
鉄骨と水槽を設置します。
鉄骨のレベル調整をした後、アンカーボルトで床に固定します。
防水パンに開いた穴は水中ボンドでシールします。
給排水の配管を接続します。
工場での仮組立ての通りに部品を組立てます。
水槽の分割の繋ぎ目をシリコンコーキングして防水します。
アルキメデスポンプは螺旋（ネジ）の原理で揚水します。
ぜんどうポンプはチューブをローラーでしごいて揚水します。
ピストンポンプは井戸用ポンプ（ガチャポンポンプ）の原理で揚水します。
「てこ」の部分に透明カバーを付けて安全性を向上しています。
給水してテストランニングを行い、水漏れが無いか確認します。
現場にてお客様の検査を受けて納品します。
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