099 自転車の綱渡り
※イラストはイメージです。
・外観(上コース渡り廊下、下コース階段を含む):
W約12,600×D約4,200×H約6,800
・ツインタワーのみ:
W約11,350×D約2,300×H約6,800
●演出概要(展示目的)
・鉄骨のツインタワー間に張られた高さ約4.5m(上コース)のワイヤーロープの上を、自転車で綱渡り体験ができる装置。
・自転車はバランスウエイトの作用で、体験者が乗っても倒れない。
・下コースは高さ約1.3mで、小さい子供でも体験できる。
●演出方法(展示方法)
1.体験者にハーネスを取り付けます。
2.スタッフは体験者のハーネスとランヤードを接続します。
3.体験者に乗車していただきます。
4.スタッフが出発ゲートを開けます。
5.スタッフは自転車から係留ロープを外します。
6.体験者が自転車を漕ぎだすと前に進んでいきます。
●演出結果(展示効果)
1.約4.5mの高さに張られたワイヤーロープの上を、スリルを味わいながら、自転車で綱渡り体験ができる。
2.バランスウエイトの働きで、倒れずに綱渡りを体験できる。
3.下コースは、小さな子供や高いところが苦手な体験者が綱渡り体験ができる。
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建築図面で地中梁の位置を確認し、現場調査では2階搭乗口位置や天井高さ、搬入経路などを確認します。これらの情報をもとに設計していきます。
設計した図面に基づいて鉄骨フレームを製作します。
綱渡りワイヤーの必要張力が大きいため、鉄骨フレームは構造計算を行い、安全性を確認しています。溶接部は、検査を行います。
工場にて仮組立てを行ないます。
工場ではスペースの関係で、上コース(2階)を組立ています。
。
綱渡りワイヤーをツインタワー間に張っていきます。大きな張力がかかるため、ワイヤー選定には十分な安全率をとっています。
自転車をワイヤーの上に乗せています。
自転車は安全性を考慮し万が一 脱輪しても落下しない構造になっています。
ボルトは脱落しないように割ピンを入れるようしています。
自転車が倒れないように計算し、下にバランスウエイトを取り付けています。ウエイト自体を意匠として見せる為、無垢の削り出しでクリア塗装にしています。
工場にてテストランニングを行ないます。
工場にてお客様の検査を受けます。
一旦解体し、トラックに積み込み出荷します。
構造計算し設計した図面に基づき、現場でツインタワー用に基礎を2箇所施工します。
現場に搬入します。輸送と搬入のため鉄骨フレームは分割しています。
現場にて基礎に鉄骨のタワーを下コース(1階)を組み立てていきます。
ボルトは既定のトルクで締めつけていきます。
上コース(2階)を組み立てています。
ツインタワーの上部を連結します。
下コース(1階)の搭乗口用に、階段を設置します。
上コース(2階)も搭乗口までの渡り廊下を設置します。
ワイヤーを張っています。
自転車を取り付けています。
搭乗口の床、手摺、落下防止の透明カバーを取り付けています。
体験者が戻れなくなった時の自転車救助用のロープ巻取機です。ロープが弛まないように特殊なモーターを使い一定の張力で巻き取っています。
体験者が宙吊りになった場合も、救助用滑車のロープで引くことで救助できるようにしています。
ツインタワーのフレームに合わせて、乳半アクリルで行燈を製作しました。
コース侵入防止用の柵を取り付けます。
メンテナンス時に高所作業車が入れるように取り外し式になっています。
事前に工場で製作した発泡ウレタン製のサインを取り付けていきます。
現場にてテストランニングを行ないます。
現場にてお客様の検査を受けて納品します。