実績装置集
023竜巻発生装置
※イラストはイメージです。
外寸:W約1,500×D約1,500×H約3470
【演出概要】
竜巻用「霧」放出口で発生した水蒸気(霧)が竜巻になります。
装置周囲には演出効果を高めるための「霧」も発生します。
1.外部からの信号を受けて、4本の支柱の通気口から空気が出て
エアカーテンを作ります。
・竜巻用「霧」放出口より水蒸気(霧)が発生します。
・しばらくして、上のファンが回転して空気を吸い上げます。
・霧が徐々に回転しながら吸い上げられて竜巻に成長します。
2.外部からの信号を受けて、装置側面の周囲用「霧」放出口より
水蒸気(霧)が発生します。
・周囲 に霧が立ち込めます。
3.設定した時間が過ぎると停止して演出が終了します。
発生させる水蒸気(霧)の量を
検証するための実験を行ない
ました。霧は気温や湿度に大きく影響
されますが、ごく短時間なら
演出効果を得られそうです。
駆動部の水蒸気(霧)発生装置は
工業用超音波加湿器を用いて
います。
製作図に基づいて部品を製作
します。
工場で仮組立を行います。
工場でテストランニングを行なうと
霧が弱くなってしまいました。これは検証実験の時よりも気温が
上がっていたためでした。
超音波加湿器の内部を改造して
風量を抑えると改善しました。
竜巻のテストランニングを行い
ます。
今回は意匠上、周囲が360°
オープン型なので外気の影響を
受け易く、(傍を人が通っただけ
でも気流が乱れる)竜巻になる
までの時間も長めでした。通常は1/2から3/4円ほど
エアカーテンの周囲をさらに
R壁で囲ったほうが安定します。
現場に搬入して工場での仮組立
の通りに組立てます。
床への固定はアンカーボルトで
行います。
駆動部の超音波加湿器をセット
します。
現場の給水管、排水管と駆動部
の超音波加湿器を接続します。
今回はスイッチでスタートする
のではなく、スタート信号を外部
からもらう仕様だったのですが、
複数の他の装置を順番に演出
するのにスタート信号は全装置
同時に1回もらうだけだったので、
他の装置の演出が変更になる
度にこの装置の演出時間も変更
(その逆も有り)になり、
プログラマーの負担が大きく
なってしまいました。
外部信号は装置ごとにもらう
ようにしたいものです。
上のファン取付けベースは
透明素材という意匠性が工夫
されたものになっています。
上の駆動部のファンは工業用
換気扇を使用しています。
カバーを取り付けます。
現場でお客様の検査を受けます。
現場はエアコンも効いているので
霧も上手く立ち込めてくれました。
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この記事は2007年10月03日にアップいたしました。