実績装置集
074電磁誘導実験装置
イラストはイメージです。
外観:W約600×D約600×H約200
●演出概要(展示目的)
・電磁誘導による発電の原理を体験できる装置。
・磁石のNS極の間で、のこぎりを引くようにコイルを左右に動かすと、
電磁誘導により、このコイルに誘導電流が生じ電球が光ります。
(演出性を考慮してコイル電流をシステムコントローラーで増幅し電球を点灯させる)
●演出方法(展示方法)
1.コイルを左右に動かします。
・電磁誘導によりコイルに電流が流れます。
2.コイルに発生した電流をシステムコントローラーで検出します。
・検出した電流を増幅し電球を光らせます。
●演出結果(展示効果)
・コイルを動かすことで横切る磁界が変化し、電流が流れ電球が点灯する様子が観察できます。
・コイルを動かす速度によっても電球の点灯の明るさが変化することが観察できます。
●身の回りとの関連
・発電機
・トランス(変圧器)
・インダクションモーター(電磁誘導機)
・アラゴの円盤
・ラジオやテレビのアンテナ
・電磁調理器
・ワイヤレス充電器(電動歯ブラシ、スマートフォンなど)
・非接触ICカード(スイカなど)
・ファラデーの電磁誘導の法則
フィラメント式の電球を取り寄せ、意匠性を確認します。
設計した図面に基づいて部品を製作します。
ベースプレートは強度確保の為、スチールで製作しています。
スライドレールも強度・精度の高い工業用部品を選定しています。
設計した図面に基づいて、部品を組み立てていきます。
磁石のNS極を配置し、その間をコイルがスライドする構造です。
什器に装置取付用の開口を開けます。
什器と装置を合体させます。
スライド機構のストッパーは、ショックアブソーバーとゴムクッションを使用し衝撃を吸収します。
什器内には電流を増幅するシステムコントローラーを収めています。
機器をつなぎテスト運転を行います。
NS極の間にコイルをスライドさせると電球が点灯する仕組みです。
コイルをスライドさせ、電球が点灯している様子です。
工場にてお客様の検査を受け出荷します。
この記事は2013年07月04日にアップいたしました。